無料で人体3Dモデルを作成できるソフト MakeHumanの紹介

Blender使いの方はすでに知っている人が多いかと思いますが、簡単に人体3Dモデルを作成できるソフト[MakeHuman]の紹介をします

ダウンロードurl
http://www.makehuman.org/download_makehuman_110.php
window版とmac版があるようです

このブログでは1.1.0 win版32bitを使用しています。

 

ファイルをダウンロードして解凍したらフォルダの中のexeファイルを早速クリックして開始してみましょう

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defaultは土色なのでまずは肌の色を変えてみましょう

上部メニューのMaterialから変更できます

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次にModelingで細部を決めていきましょう
顔だけでもかなりの項目があります

え?英語ばかりでわかりづらいって?

それでは設定で日本語にしてみましょう
上部メニューSettings→Generals→Language→Japanese_Genericのボタンにチェックを入れる

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※設定を反映させるには再起動が必要です

 

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ボーンも自動で作成してくれます
上部メニュー→ポーズ/アニメーション→スケルトン [menu→Pose/Animate→Skelton]

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自分みたいな3DCGの勉強中の身にはフェイスリグがどのような位置に必要なのか確認するだけでも参考になります。ありがてぇ

Poseでポーズ17種類、Expressionsで表情を32種類から選びます。

こんなのとか

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こんなのも

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Tポーズがあるのがいいですね
(両手を水平にしているので腕のボーンを入れるのにやりやすい)

 

適当に服を着せたモデルなんですが、設定を保存してみます
ファイル→セーブ→任意のファイル名

※このセーブはmakehuman上で開くためのファイルです。次回起動時は値がデフォルトに戻るので、一度セーブをして変更した値を記録しておきましょう

 

外部の3Dソフトで使いたい場合は右の項目でエクスポートをしましょう

エクスポートに対応したファイル形式
Colladadae
FBX
Wavefront(OBJ)
Ogre3D
Stereolithography(stl

 

無料でいてここまで多機能なんですがライセンスのほうが気になるところですね……

なんと出力ファイルはCC0なんで商用利用が可能です
※2016年12月6日時点

ライセンスの詳細
http://www.makehuman.org/license.php

makehuman上でポーズを決めトレスするも良し!
人体のモデルだけエクスポートして顔だけ自分でモデリングするも良し!

無料でいてなおかつ自由度が高くとても使い勝手のいいソフトだと思いました