「Yukari 」減色の一括処理をする 1 基本編

減色ツールYukariで複数画像の一括処理をする

 

元画像の発色をなるべく保ったまま綺麗な減色が行えると評判のソフト「Yukar」

結社「障泥烏賊ライブラリ」用地

コンソール版で、複数画像の一括処理が行えるようです

変換したい画像が入っているフォルダを.exeのアイコンにドラッグ&ドロップ
フォルダ内に新しいフォルダが生成され、規定の設定で変換された画像ができます

このドラッグ&ドロップする方法だと、画像形式、減色色数、ディザの値などは
同梱のドキュメント[flan.htm]でいうところの省略時のものになるようです。

変換する画像形式がBMPだったり、64色に減色したい場合などはBatファイルをつくる必要があります


Batファイルの作成

オプションは半角スペース区切り※画像では見やすくする為に改行しています。改行するとそれ以降の記述が省略されたと同様の処理をするようです。

参照パスは""で囲む

 

f:id:hayakawa-pencil-1951:20180922222844j:plain

①変換する画像があるフォルダを絶対参照で指定
②変換後のファイルの場所とフォルダ名を絶対参照で指定。変換前に指定の場所に同名のフォルダが存在するとbatファイルが起動しない。この場合はconversion_filesをつくっておく必要はないです。➁の記述を省略した場合は元フォルダの中にNewFilesというフォルダが生成され画像が中に入ります


ーP パレットの色数。256なら256色に減色
-A 透過色の指定
ーF 画像を絶対参照で指定。変換する画像は全て指定した画像のパレットと同一のパレットになる
-X 出力ファイルフォーマットの指定 0:PNG 1:Windows Bitmap 2:GIF 3:TIFF

 

※ディザの割り合いなどの設定は画像によって違うので省略しています。詳しくは同梱のドキュメント[flan.htm]を


サンプルファイル

Ikkatsu_Sample.bat - Google ドライブ

Flan.exe "C:\Users\xxxx\Desktop\YukariN\source_files" -P256 -W0 -D5 -L75 -Y10 -C10 -G10 -O75 -I8 -A0 -R0 -X1
をメモ帳に貼り付けて拡張子を.batにしてもOK

 

サンプルファイルを使う手順
➀YukariNフォルダをデスクトップに置く
➁フォルダ名source_files、新規フォルダ作成→変換する画像を入れる
③source_filesフォルダをYukariNフォルダ内に入れる
④Batファイル[Ikkatsu_Sample.bat]をYukariNフォルダ内に入れる
⑤Batファイルの①の部分xxxxの部分に自分のコンピュータ名を入れる
⑥Batファイルをダブルクリック

source_filesフォルダ内にNew_filesフォルダ、変換された画像が生成されます。

変換されるファイル
BMP形式
256色
透過色 用意しない

 

変換の処理は数秒で終わりますが、解像度が高かったり大量の画像がある場合は当然時間を要します。まずは数枚でテストしたほうが無難です